iPhone5S(au/mineo)をメイン機として使用してみて
mineoの非公式プロファイルが公開されてから約3ヶ月、概ね安定して使用できている。
実行速度も十分に出ているが、気になった点もあるため記録として執筆。
アドベントカレンダーに書く前に止まってたブログを動かすために書いている
環境
以下雑感
電源が切れると弱い
設定記事でも書いた通り、電源が切れない限りは安定動作であるが、一度切れてしまうと繋がらなくなってしまう。
(たまには通信できているようで、ぽつぽつ通知だけが届いたりはする)
宿泊の旅行や使用が多い日には特に注意が必要であり、気がかりになってしまっていた。おかげでモバイルバッテリを持ち歩くクセが付いたが。
そもそもiPhoneのバッテリ持ちが悪いことに起因する問題である部分は多いように感じるが、知らない土地で地図をみているとあっという間に電池が切れてしまう。
京都旅行の際にあっけなく散ってしまった。
LTEのみなので山間部では不安定
3Gでも接続ができていれば、速度は出なくとも通知を受けることはできる。
3Gすら入らないと通知も入らないため、連絡がつかなくなってしまうのは意外と痛かった。これも京都旅行で民宿に泊まったときの話。
体感できてはいないが、電波を探していることによる電池消耗のリスクが高まる可能性もある。
テザリングは不可能
世の中にテザリングを必要としている人がどれだけいるか正確に把握できていないが、これは意外と不便であった。
複数台所持していてもバッテリーは切れるもので、そのために複数台持っているようなものであるが、そんなときにテザリングできなくなってしまう。
モバイルバッテリの優先度の都合やPCとのUSB接続の都合が絡んでくると、ここがひっかかってくる点になった。
まあ、こちらは準備を怠っていなければ致命的にはならないのだが。
通信容量の家族間シェア・くりこしは◎
iPhoneとiPadの2回線で計6GBを使っているが、容量シェアによって救われている部分が多い。
iPadの方がメディア利用が多いから頻度を踏まえてトントン、とタカをくくっていたが、実際はiPhoneの方が5倍ほど通信していた。
10月の通信料が少なかった分の繰越もあり、かろうじて月末ギリギリまで耐えることができた(あと1日というところで尽きた)。合計で8GBほど使用していた。
価格設定では3GBから5GBで一気に釣りあがってしまってはいるが、使用容量や頻度に差がある家族間・デバイス間で共有して使用する前提ならば十分安いように見える。
総評
iPhone5Sであるが故の制約こそ多かったものの、それ以外では概ね満足である。むしろ本来非対応のものでここまで使えれば御の字である。
通信速度には問題を感じておらず、価格設定もとても安い。音声品質こそ確認できていないが、ほとんど通話しなければ気にならないだろう。
他のMVNOを使用していないため(docomo契約は持っているので必要ないため)全体的にどうであるとは言えないが、mineoは十分に実用に耐えうるものであったと感じた。
その人それぞれの用途にもよるが、通信速度と価格の兼ね合いでは、MVNOも十分な選択肢として人に勧められる品質・認知度になってきているという感想で、総評としたい。
10月末まで!mineoに申し込むとSIMだけでも6ヶ月無料に!
気づけば今月までなので、自分が2回線目を申し込むついでに再掲。
月額料金からdocomo回線の場合は最大9ヶ月間、au回線の場合は最大6ヶ月間コースによらず6ヶ月、利用料金から800円割引になります。
(ご指摘を頂き修正致しました。ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。)
つまり、1GBのデータ専用プランであれば月額は0円、心もとないからと3GBにしても月額100円です。
先日も書いた通り、auのiOS8のiPhone5Sでも少々不安は残ることながら安定動作させることができました。
(auの端末ばかり余っているのに回線がないからmineo回線を契約するしかなくて厳しい)
様々なレビューがありますが、概ね品質は良いとの評判です。(VoLTE等、一部の対応状況はmineo側ではどうしようもない問題のようなので……)
au版のiPhone、iPadでも満足に使用できているのでおすすめです!
※動作対応状況はくれぐれもご確認ください!
iPhone5S(iOS8)+mineoでauのLTEを安定動作させた話
半年間使用料無料で契約したmineoが届きました。 yutaszk23.hatenadiary.jp
前回の通りiOS8のau版iPhone5Sで検証したところ、最終的に動作するようになったためそちらの報告です。
なお、個体差があるようですので、あくまで自己責任でお願いいたします。当方で責任は負いかねます。
結論
- 手順が少し面倒だが通信は安定する模様
- 電源が切れなければ継続して使用可能
試したこと
普通にプロファイル設定……→しばらくすると切断されるのでNG
以下の記事を参考にプロファイルを入れてみるも、最初のみ4G通信されるがすぐに切断……
ここで切断されずに安定するケースもあるようですが、自分の個体はダメでした。
機内モードオンオフで一旦は復帰するものの、安定して使えるとは言えない状態です。
auSIMを刺してから再度mineoに戻す→安定して動作!
auのSIMを刺すと良いというコメントを見かけたため実験してみることに。
auのSIM(解約済)を刺してから、再度mineoSIMに戻すと安定して動作するようになりました。
2週間ほど使用していますが電源が切れない限り安定して動作しています。
手順
- auSIMを刺す(解約済SIM可、おそらく音声のみ)
- mineo用APN構成プロファイルをインストール
- SIMが認識されたあと、mineoSIMに刺しかえる(この際、電源を切らない)
- mineoSIMが認識され、4G通信が可能になる。この後、切断されずに通信が安定する。
- 電源オフになった場合、再度上記の手順で再び安定 (電源オフにしない限りこの手順は一度でOK)
最後に
キャンペーンは10月末までです。iPhone以外でも使用できますので、以前の機種で使いたいという方はこの機会に。
違約金はないため、MVNOを試してみるにはちょうどいいかもしれません。
次回はiOS9で動作確認したいところですが、まだiOS9の様子見をしているところ。
mineoのauデータ回線が0円/月1GBで持てるキャンペーンを開始したので契約した
まだ届いてませんが……
詳しくはこちらの通り。
最大30か月、ってのはauのAQUOSと同時申し込みした場合の話なのでSIM目当ての方は気にしなくて結構です。
とはいえ、普通に申し込んでも-800円×6か月、docomo回線だと9か月のようです。
1GBプランは800円なので差引0円……なのですが、3GBプランが900円なのでこちらの方がお得そう。
1人5回線まで持てるみたいなので、余った回線をシェア可能なので低価格で結構な容量が持てそうです。大丈夫なのかこれというのが感想。
au版iPadの月額料金が高くて解約してしまい、かつmineoはiOS8では動作しなかったのですが、検証の結果iPadは一応動作するとのこと。
iPad用に契約したので届いたらiPhoneでも検証してみたいと思います。
単純に4Gエリアをすぐ外れるから圏外になる話という見解もありますがどんなものでしょう……
au回線は手元にないので届くのが楽しみです。6GBあればiPadで読書や動画をしても安心そうなのもポイント
(サポートが違うから当然といえば当然ですが、auのはじまらなかったデータシェアよりあまりにも安くてなんとも)
go getが失敗する場合の対処(unrecognized import path)
問題
go getコマンドでライブラリをダウンロードする際にエラーが出てしまっていました。その対処法を簡単ですが記します。
前回の記事のように私はIntelliJ IDEAで個別にGo SDKのパスを指定していたため、エラーメッセージが出ているもののIDE上では正常に動作していました。コマンドラインツールを導入する際に気づくことになりました。
$ go get github.com/revel/revel
とすると
package github.com/revel/revel imports bufio: unrecognized import path "bufio" package github.com/revel/revel imports bytes: unrecognized import path "bytes"
のようにメッセージが表示されます。あまりエラーメッセージみたいではないように見えてしまうので見逃していましたが、正常な場合はこのようなメッセージが出ずにダウンロード、ビルドまで完了します。
解消
エラーメッセージの意味としてはpathが正しくないということなので、GOROOTを見直します。おそらく正しくないパスとなっていると思います。
(homebrewでgo1.4をインストールした場合は/usr/local/Cellar/go/1.4/libexecが正しいパスとなります。)
ここで修正すれば解消されるのですが、go1.4ではGOROOTを指定しなくても良いとのことなので、修正せずそのままGOROOTを消すことでも解消されます。
IntelliJ IDEAでGo言語を書く(golang plugin alpha)
WindowsにRails開発環境を立てる(Vagrant+rails-dev-box+RubyMine)
__2016/3/8追記__
結構アクセスあるみたいなので追記しますが、あらかじめ言っておくとUnixネイティブ程には追いつけないです。
特にjavascriptの差分ビルド関連が遅かったりするので、可能である限りおすすめしません。私はあきらめました。
動機
これからやることの概要
手順
Vagrant、VirtualBox、RubyMineのインストール
それぞれダウンロードしてインストール
WindowsにUnixライクなターミナルエミュレータとgitを導入
既に使用している方は大丈夫です。
私のおススメはcmder(導入参考リンク: 開発者がSurfacePro3を買ったらまずやること - Qiita)
git for Windowsはcmderのgit bashに付属しているのでこの方法が楽です。
個別に入れる場合はこちら: Redirecting Git for Windows' homepage...
rails-dev-boxからgit cloneし、OSイメージをダウンロード
rails-dev-boxからcloneします
$ git clone https://github.com/rails/rails-dev-box.git
cloneされたディレクトリに移動して、仮想マシンを立ち上げます
その際にOSイメージがダウンロードされるので少し時間がかかります(モバイル回線非推奨)
$ vagrant up
この時点で3000番ポートにはアクセスできることが確認できます
railsプロジェクトがある場合はホスト側(Windows)からlocalhost:3000でアクセスできるのが確認できます
~~インストール済のpythonの以下のコマンドを叩くことでも確認ができます~~
rubyの以下のコマンドでもサーバを建てることができます
$ ruby -run -e httpd . -p 3000
※Rails4.2を使用している場合、通常のrails serverコマンドではWebrickが従来の0.0.0.0ではなく127.0.0.1で起動しポートフォワードされないため、-b 0.0.0.0とオプションで指定する必要があります
RubyMineから接続する
RubyMineを起動し、新規プロジェクトを作成します
作成後にVagrantfileを指定するため、作成場所はどこでも問題ありません。RubyMineProjects下に置くのが良いでしょう
プロジェクト作成後は以下の手順でVagrant内と接続します
- File>Settings>Languages&Frameworks>Ruby SDK and GemsからRuby処理系側の+ボタンを押し、New remoteを選択
- Configure Remote Ruby Interpreter画面が開かれるので、Vagrantにチェックを入れ、Vagrant Instance FolderにはVagrantfileのあるディレクトリを、Ruby interpriter pathは/user/bin/rubyのままでOKを押します。するとVagrant内と接続をしてRubyを読みに行きます。鍵の発行をしていなかった場合ここで発行を促されるかもしれません
- File>Settings>Build, Execution, Deployment>Developmentから+ボタンを押し、リモートサーバを追加します。TypeはSFTPを選択し、hostは127.0.0.1、Portは2222、UsernameとPasswordはともにvagrantを入力し、Root pathがAutodetectで成功すれば成功なので、OKで閉じます。この際、Mappingからサーバ側のプロジェクトルートを設定することで同期範囲を限定することができます
- Tools>Deployment>BrowseRemoteHostで、Vagrant内のファイルが確認できます。Alt+1でProjectメニューを表示し、右クリック>Deployment>Download from [サーバ名]を選択し、サーバ内容をローカルに複製します
- 通常のリモート開発と同様の環境を再現することができました。syncすることで手元の編集事項がサーバに反映されたり、サーバでたたいたコマンドの変更結果を手元に反映させたりできます。
(自動同期については後日追記します)
RubyMineでの開発
RubyMineは非常に多機能で、調べながらでもまだまだすべての機能をつかいこなせていません
RubyMineAdventCalendar2014という非常に便利な情報源があるのでそちらを参考にすると良いです
またRubyMine内臓のshellからvagrant sshすることで、さながらローカルで開発しているのと同様の環境で開発できます(上で説明したcmderを使うよりも便利)