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Macの再セットアップの際に行ったツール導入や環境構築【Ruby系エンジニア向け?】

Macbookを新しく購入し、クリーンな状態から再びいろいろ導入したので記録しておきます。
新規購入でなくてもOSアップデートの際にクリーンインストールすることもあるかと思うので何かの役に立てば。
GUI環境はオレオレ感強いですが他は一応最低限って感じだと思います。

作業環境(あると便利)

(これらのツールの一部は前回説明したhomebrew-caskでもインストールできます)

Alfred

Spotlightの代替として。いろいろできます。

Dropbox, Evernote, OneDrive, Pocket, ...

有名な便利サービス。開発以外にも。

YoruFukurou

Mac向けの使いやすいTwitterクライアント。情報収集のお供に。

Google Chrome

必須級。インスペクタが便利。

Better Touch Tool

必須級。画面分割をアシストします。キーボードに操作を割り当てることも。

SublimeText3

強力なエディタ。EmmetやRuby/Erb系のプラグインを入れると劇的に使いやすくなります。基本無料。

QuickRes

有料。Mac規定以外の解像度を変更できるツール。HiDPIでRetinaでの確認にも。MBPR13ではDot by Dotで2560*1600解像度で作業できます(目が痛い)

iTerm2

使いやすいターミナル

開発環境

homebrew

ほぼ必須のパッケージ管理システム。MacPortは廃れたらしい。
以下の1行で導入。

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

以下はbrewで導入するパッケージ群。だいたいbrewで済みます。
Macに元から入っているものでも最新バージョンを保つ為、また管理しやすくするためにbrewで再度導入します。

homebrew-cask

brewど同じパッケージ管理システムでGUIアプリケーションも管理しようというもの。google-chromevagrantvirtualbox等がコマンドラインから導入できるため、コード化して残す/コードからまとめて導入することが容易になる。前回の通り私は結局使うのをやめました。

openssl readline

ssl通信やirbを使える必要があるので。

rbenv ruby-build

rubyの管理システムです。複数バージョンを管理できます。
rbenv install #{version}でバージョンを指定しrubyをインストールされ、rbenv global #{version}で指定したバージョンを適用します。
同様の手順でpythonをpyenvで、perlをplenvで導入できます。node.jsについてはnodeenvより後述のnodebrewが推奨らしい。

git

バージョン管理ツール

mysql

データベース。

imagemagick

rubyで画像処理などを扱う際に必要。gemのrmagickやcarrierwaveと合わせて簡単に画像アップロードを。

ngrok

localhostで建っているサーバに対して外部から繋がるurlを発行してくれる。モバイル等でのテストに便利。rails以外でも有用。

fish

勧められて入れたシェル。もともとカスタマイズされていて補完が使いやすいのでbashrc/zshrcをあまりカスタマイズしてない人にはおすすめ。かわいいです。

nodebrew

nodeの管理システム。nodeとnpmを入れます。詳しくは以前の記事を参照。
nodebrew install stableで安定版がインストールされ、node brew use stableで適用します。パッケージ管理システムのnpmも同時にインストールされます。
npmではcoffee-scriptなどを入れました。用途に応じて。


ざっと書きましたがrubyおよびruby on railsの開発にはだいたいこれくらいで大丈夫なのではないかと。
昨日リリースしたわこつアドベントカレンダー(http://yutaszk.gehirn.ne.jp)はこの環境で問題なく開発できました。どうにかクリスマス前までにリリースしようと23日に思い立ってぱぱっと作った物なのでもう少し作ります。
近いうちに最低限まともなrailsアプリを作るのに使ったgemや実装について(オレオレにならないように)少し書いて今年を締めくくりたいと思います。